「トゥールーズ=ロートレック」展 三菱一号館美術館コレクション<Ⅱ> 「トゥールーズ=ロートレック」展 三菱一号館美術館コレクション<Ⅱ>

 

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展覧会紹介

アルビ周辺風景と家族

トゥールーズ=ロートレックは、南西フランスの街アルビにて、名門貴族の家に生まれ、父親や叔父の影響を受けながら、幼少時から周囲の人々や動物などのデッサンを通じて早熟な才能を発揮した。8歳の頃、一家でパリに移り住み、リセ・フォンターヌ(現在のリセ・コンドルセ)に通い始めるが、怪我と療養生活、そして大学受験の失敗を経て、パリで動物画家ルネ・プランストーのもとで本格的に画家への道を歩み始める。1882年4月、ボナのアトリエに入門、その後モンマルトルのコルモンのアトリエに移り、アカデミックな技法修得に励みつつ1887年まで在籍した。こうした修業時代の間も、しばしば里帰りするアルビやその周辺の地の風景や動物たち、理解ある母親をはじめとする家族たちは、画家の心の支えでありまた創作活動の糧であった。

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