開催概要

音楽の都ウィーンからフランスに嫁いだマリー=アントワネットは、同じ年に生まれた一人の女性画家エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブランと意気投合し、王妃の肖像画家として重用しました。彼女が描く、華やかで最新流行のドレスをまとった肖像画は、王妃のみならず、ヴェルサイユの宮廷の女性たちをも瞬く間に魅了し、ヨーロッパ中にその名を馳せていったのです。
ヴィジェ・ルブラン(1755-1842)は、フランス革命の足音が迫る中、絶対王政最後の華やかな宮廷を活写し、革命で断頭台の露と消えた王妃マリー=アントワネットのイメージを決定づけた重要な画家です。その卓越した技量や作品数の多さにも拘らず、回顧展はかつて一度だけアメリカで開催されたのみで、我が国はおろか、祖国のフランスでさえ実現されたことがありません。
本展は、我が国で初めて本格的にヴィジェ・ルブランの画業を展覧すると同時に、彼女のライバルであり、対照的な運命をたどったラビーユ=ギアール(1748-1803)をはじめ、18世紀フランスで華々しく活躍した女性画家たちの創造の成果を広く概観する、極めて野心的な試みでもあります。三菱一号館美術館で、ロココの時代の女性画家たちの創造性豊かな世界をご堪能ください。

エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 《自画像》 1800年
サンクトペテルブルク エルミタージュ美術館蔵
Élisabeth Louise Vigée Le Brun, Autoportrait, 1800,
St. Petersburg, The State Hermitage Museum
Photograph © The State Hermitage Museum /Vladimir Terebenin,
Leonard Kheifets, Yuri Molodkovets

会 期 2011年3月1日(火)~5月8日(日)
会 場 三菱一号館美術館(東京・丸の内)
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
交通機関 東京メトロ千代田線「二重橋前」駅(1番出口)から徒歩3分
JR「東京」駅(丸の内南口)・JR「有楽町」駅(国際フォーラム口)から徒歩5分
地図はこちら
開館時間 水・木・金10:00~20:00/火・土・日・祝10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜休館(祝日の場合は翌火曜日休館。5月2日(月)は開館)
主 催 三菱一号館美術館、日本経済新聞社
特別協力
ヴェルサイユ宮殿美術館
ヴェルサイユ宮殿美術館
後 援 フランス大使館
協 賛
女子美術大学
女子美術大学
協 力 日本航空、大日本印刷、J-WAVE
お問い合わせ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
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